『国民性』という言葉はよく聞くが、実際にはどういうものなのか?
国民性とは、その国民の精神的特色。その国の歴史・風土に起因し、
国民共通に見られることが多い気質のこと。
例えば、アメリカ人は名誉を重んじると言われる。
それゆえ、自分という存在やルーツに関するプライドが高い人も多く、愛国心も強い。
その一環として、アメリカでは
軍人を非難するような言葉を発すれば袋叩きに遭うと思って良い。
また、決断力がある人が多い。
ただそれは往々にして熟考の下ではなく、
短絡的である場合もかなり多い。
これは以前、アメリカが911後にアフガニスタンを攻撃した際に
周囲の友人たちと話していて実感した。
「俺たちにはアイツらを攻撃する権利がある。ない訳がない」と豪語していたっけ。
現在、世界中でコロナが蔓延しているが…
アメリカでは年度いっぱいの休校が決まったのは4月2日だった。
先にコロナで騒ぎ出していたはずの日本では
まだ休校を延長するか否か?と言っていた時だった。
当然このように決断力がポジティブに働く時もある。
あと、割と面倒臭がりである。
英語を母国語とする人々の言語の略し方など見てもそうだし、
頼まれ事をした時にその内容が面倒そうだったら、
それが仕事だったとしてもすっかり忘れてスルーしてしまう。
他にも、フィリピン人は自分が何かを求める時は
「昨日欲しかった」と言わんばかりのラッシュぶり、
でも自分が何かを出さなくてはならない時はズルズルと延びる…
たとえそれが支払いであっても。
また、ベトナム人はどちらかと言うと女性の方が立場が強いし働き者。
また、プライドが高いので私たちが予期しない時に激怒される時がある。
そんな時は素直に謝るのが吉。
これらの国民性・国民的特徴を押さえておくと、
非常にビジネスがやりやすい。
皆さんが進出したい国の国民性は、どんなものですか?