【英語プレゼンテーションの秘訣】

『英語のプレゼンテーションで一番大事なこと』に
英語の発音や言い回しなどの言語的テクニックは含まれていない。

私が毎年審査員を務める高校一年生の英語暗唱大会において、
今年は予選通過者向けにプレゼンテーションスキルの研修を行った。

その時にも言語的テクニックは「母音と子音を分ける」発音法以外は全く言及しなかった。

その時に伝えた『英語のプレゼンテーションで一番大事なこと』は:

・自分の専門分野・プレゼンする内容を誰にどう訊かれても完璧に答えられるように準備することが8割
・残りの2割は自信と熱意のみ
・その中に『英語の練習』は含まれない

…である。

そしてその次に:

・日本語でも使えるプレゼンテーションスキルの活用
・結論を先に言うなど、話の順番が違うことを考慮する

…などである、と。

ただ、それよりもさらに重要なことがある。
それは、異文化間交渉の秘訣として、
交渉の相手が感情を持った人間であることを常に心に留めておくことが何より大切であることと同様、
プレゼンテーションにおいても聞き手が感情を持った人間であるという事実を
常に心に留めておくことが何より大切である…ということ。

コミュニケーションの図り方が上手い方は「自分だったら、こう言われたらこう感じるな」など、
相手がどう感じるか・考えるかを念頭に置きながら話す。

それはプレゼンテーションでも同じこと。

プレゼンテーションに使える『言葉のあや』や
内容が飛んだ時の『誤魔化し方』などをよく尋ねられるが、
重要なのはそこではない…ということですね。

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