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2018/02/05

“TO”

“TO” は殆どの場合、前置詞もしくは不定詞の一部である。

 

では、たった2種類しか使い道がないにも関わらず、
それが日本人にとってとても難しく、
使いにくいのはなぜだろうか。

それはきっと、
不定詞と言う概念が日本語のそれとは全く違うことと、
そもそも前置詞と言う品詞が
日本人には難しいからではないだろうか。

 

“TO” に続く単語が(代名詞・動名詞を含む)名詞であれば、
その “TO” は前置詞である。

ただ、一口にそうは言っても、
前置詞 “TO” は日本語に置き換えると、
とても説明がしにくいので理解もされにくい。

If you live in Hokkaido, you will soon get used to cold weather.
(北海道に住めば、寒い気候「に」すぐ慣れるものだ。)
 
We talk to him all the time.
(私どもは彼「と」いつも話しています。)
 
I look forward to hearing from you soon.
(あなたからの知らせ「を」楽しみにしています。)

むしろ、不定詞としての用法を覚えてしまい、
その他は全て前置詞だと思った方が早いかも知れない。

“TO” に続く単語が動詞の原型であれば、
その “TO” は不定詞の一部である。

不定詞で説明された動作そのものが事後に起こる場合:
She agreed to teach me math.
(彼女は私に数学を教えることに合意してくれた。)
 
形容詞・名詞の後に続く場合:
One year is too long to wait.
(一年と言う月日は待つには長過ぎる。)
 
疑問詞の後に続く場合:
I don’t know what to do.
(どうして良いか、わからない。)
 
目的や用途を示すのに使う場合:
I work to live, not live to work.
(私は生きるために働くのであり、働くために生きているのではない。)

 

皆様の翻訳者は、この特殊な単語を使いこなせていますか?

 

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