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Heart Meets Worldの活動内容や、ブログ記事を定期的に更新しています。

2023/01/31

【石】

・My daughter loves to keep good-looking stones in her room.
・Please stop picking up rocks from the ground!
・Some toys use pebbles as play pieces.

一言に『石』と言っても、色々な単語が出て来ることをご存知だろうか。
さて、これらの違いとは?

単純に『石』と言った場合に一番に頭に浮かぶのは、”rock” または “stone” である。
この二単語はある種入れ替え可能で同等の意味でも使える場合も少なくないが、言葉が指す物体の本質は違う。

・rock(石・岩):
 → 地殻を形成する自然発生した鉱物であり、化粧品・自動車・道路などの幅広い用途に用いられる
 → 英語圏の人々のイメージとしては、”stone” と同じサイズのものから『岩』サイズのものまでを想像する
・stone(石):
 → 硬い素材で出来ており、建築資材としての用途が多い
 → 英語圏の人々のイメージとしては、”rock” と同じサイズ・質感のものから宝石などの上質なものまでを想像する

サイズ以外は同じ種類のものを指していると仮定した場合、

rock ≧ stone

ということになる。
だが、実はこれだけではない。

・boulder(玉石):人一人では動かせないサイズの “rock”(正式には直径25.6センチ以上のものを指すらしい)
・cobble(丸石):粒径64〜256ミリ、すなわち “boulder” よりも小さい石
・pebble(小石):粒径4〜64ミリ、すなわち “cobble” よりも小さい石
・granule(砂粒):粒径2〜4ミリ、すなわち “pebble” よりも小さい石
・sand(砂):粒径0.0625〜2ミリ、すなわち “granule” よりも小さい石

すなわち、
boulder > rock ≧ stone
および
boulder > cobble > pebble > granules > sand
…ということになる。

さらには、

・gravel(砂利):粒径4.75〜75ミリ、すなわち “boulder” よりも小さく “sand” よりも大きい、ザラザラで粗い石

という単語もあり、
boulder > gravel > sand
…も成り立つ。

業界人でない限りはすぐに覚えられない違いかもしれませんね。

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