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2022/08/15

【画線法】

とある知人が、数を数えるために使っていた『正の字』を見た友人にびっくりされたとか。

「何をしているのか説明できなくて…アメリカでは、そういう数え方はしないの?」と。

もちろん、ある。
だが、数える時に『正の字』を使った画線法を用いるのは、
漢字を使う中国・韓国・日本くらいだ。

 

英語圏で使う “tally marks” は、1〜4を縦線4本で示し、
5はその4本の縦線上に斜めの線を1本引くことで示す。
(ただし、斜め線の向きは人によって違う。)

ちなみに、日本とアメリカでは指を使った数の数え方も違う。

日本では「グー」の状態から、人差指→中指→薬指→小指→親指…の順に開く。
アメリカでは同じ「グー」の状態から、親指→人差指→中指→薬指→小指…の順に開く。

実は、世界的に見ると『正の字』と “tally marks” 以外にも画線法はある。

例えば、ラテン語圏の多くは「〼の字(ただし内部の斜線は逆向き)」を使う。
場合によっては、点と線を活用して四角の中に「×」を書き、
10まで数える画線法もある。

 

所変われば…小さな習慣も、もちろん変わります。

 
 

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