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Heart Meets Worldの活動内容や、ブログ記事を定期的に更新しています。
2022/04/14
【許可と許可証】
類義語同士、それも綴りまで類似した単語同士でも
使う場面・意図が大きく違う場合は、多々ある。
例えば許可に含まれる、“permit” と “permission”。
(この場合、動詞の「許す」の意味ではなく、名詞についてのみ言及する。)
まず、“permit” は紙など形のある『許可証』のようなものを指す。
例えば、英語圏における運転免許は “driver’s license” だが、
その一歩手前の運転許可証を “driving permit” と呼ぶ。
反面、“permission” は権限を持つ人間から出される『許可』そのものである。
従って『許可証(permit)』なしの行動はお咎めを受けることになるが、
『許可(permission)』なしの行動は場合によっては犯罪になりうる。
・I must confess, I was driving without a permit.
→ 白状すると運転許可証なしで運転してたんだよね。(= 警察に捕まるとお咎めを受ける。)
・I must confess, I was driving without permission.
→ 白状すると許可なしで運転してたんだよね。
(= 運転する場所や車の所有者に許可をもらわないままであれば、犯罪である。)
ただ、『許可』を出す「権限を持つ人間」が
両親・教師や上司など身近な存在である場合は、ニュアンスが変わる。
・You must have a permit to enter the facility.
→ 施設入場用の許可証が必要です。(= ない場合は入場できない。)
・You must have your supervisor’s permission to enter the room.
→ 部屋に入るためには上司の許可が必要です。
(= 許可なく入室すれば後に叱責される可能性が高い。)
なかなか微妙な違いですね。
類義語同士、それも綴りまで類似した単語同士でも
使う場面・意図が大きく違う場合は、多々ある。
例えば許可に含まれる、“permit” と “permission”。
(この場合、動詞の「許す」の意味ではなく、名詞についてのみ言及する。)
まず、“permit” は紙など形のある『許可証』のようなものを指す。
例えば、英語圏における運転免許は “driver’s license” だが、
その一歩手前の運転許可証を “driving permit” と呼ぶ。
反面、“permission” は権限を持つ人間から出される『許可』そのものである。
従って『許可証(permit)』なしの行動はお咎めを受けることになるが、
『許可(permission)』なしの行動は場合によっては犯罪になりうる。
・I must confess, I was driving without a permit.
→ 白状すると運転許可証なしで運転してたんだよね。(= 警察に捕まるとお咎めを受ける。)・I must confess, I was driving without permission.
→ 白状すると許可なしで運転してたんだよね。
(= 運転する場所や車の所有者に許可をもらわないままであれば、犯罪である。)
ただ、『許可』を出す「権限を持つ人間」が
両親・教師や上司など身近な存在である場合は、ニュアンスが変わる。
・You must have a permit to enter the facility.
→ 施設入場用の許可証が必要です。(= ない場合は入場できない。)・You must have your supervisor’s permission to enter the room.
→ 部屋に入るためには上司の許可が必要です。
(= 許可なく入室すれば後に叱責される可能性が高い。)
なかなか微妙な違いですね。