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2022/03/24

【カーブ】

英語には『カーブ』が4種類ある。

…はて、何のことやら?と思う方もいらっしゃれば、
まあまた発音の聞き分けが難しいやつでしょ!とピンと来る方もいらっしゃることだろう。

後者の方、大正解!

① curve
② curb
③ carve
④ carb

どれも似たような綴りをしているが、当然、それぞれの意味は全く違う。

①番の “curve” が、日本語にもなっている『カーブ』の語源となる。
「曲げる」または「曲がる」や「曲線」という意味だ。
発音記号は【kə́ːrv】で、多くの日本人が苦手とする “R”“V” も入っている。

②番の “curb” は、英語と米語で綴りが違う「縁石」を指す単語。
この “curb” は米語で、英語は “kerb” だが、どちらも発音は【kə́ːrb】である。
また、動詞としては “curb” は「抑制する」という意味になる。

③番の “carve” は、
「彫刻する」ことおよび「(肉の塊を)切り分ける」という意味で使う。
祝い事の席で食卓のど真ん中に鎮座する七面鳥、ローストビーフ、ハム
…などの巨大な肉の塊を切るのが「カービングナイフ」になる。
こちらの発音は【kɑ́ːrv】で、①番との違いは母音の発音のみとなる。

そして④番の “carb” は、炭水化物(carbohydrate)の略語としてよく使われる。
近年、世界中で糖質制限が流行しているため、この単語を聞くことも多い。
SNSのハッシュタグでもよく使われているこの単語の発音は【kɑːb】となる。

単純に『カーブ』と言っただけでは伝わらない時が、あるかもしれません。

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