Blog
公式ブログ
Heart Meets Worldの活動内容や、ブログ記事を定期的に更新しています。
2022/02/07
【バク転】
様々なスポーツの祭典やエンターテインメントショー、
はたまたテレビなどでよく観る『バク転』。
語源としては「後方転回」と言って後ろ(バック)に回転するから略して「バック転」となり、
さらに短縮化されて『バク転』と言う。
誰もが憧れると言われるこの動きを、はて、英語では何と言う?
単純な思考だと、
・後ろ(に):back(ward)
・回転:roll
…で、合わせて “back(ward) roll”?などと考えてしまいそうだが、
これでは実は「後転(後ろ向きでんぐり返し)」になってしまう。
地面に手を付き、その反動で一回転することを「ハンドスプリング(handspring)」と言う。
従って、その「ハンドスプリング」を後ろ向きに行う『バク転』は “back handspring” と言う。
ここでふと…あれ?じゃあ「反転」や「ひっくり返す」を意味する “flip” は?
その場合は、手を付かずに「ひっくり返る」動きを指すため、宙返りを指す。
すなわち、“backward flip”、略して “back flip (または backflip)” で『バク宙』になるのだ。
するとここで、あれ?「サマーソルト」って何?と思う人も居るだろう。
そう、実は「サマーソルト(somersault・summersault)」は
『バク宙』を含む「宙返り」を指す。
“sault” は元々、急襲・攻撃・暴行などの荒々しい行動を語源とする単語だが、
今は死語となっている。
体操で使われる技である『月面宙返り』が
“moonsault”と紹介されることもある。
時折、辞書的サイトで「プロレス技の一種」として表記されているが、
実はこちらは造語であり主流の英英辞典にも載っていない。
じゃあ側転は?と言うと…
こちらは「車輪」を “cartwheel” 指すと言う。
一連の動作を指す英語を見るだけでも、歴史的背景や言葉の移り変わりが見えてきますね。
様々なスポーツの祭典やエンターテインメントショー、
はたまたテレビなどでよく観る『バク転』。
語源としては「後方転回」と言って後ろ(バック)に回転するから略して「バック転」となり、
さらに短縮化されて『バク転』と言う。
誰もが憧れると言われるこの動きを、はて、英語では何と言う?
単純な思考だと、
・後ろ(に):back(ward)
・回転:roll
…で、合わせて “back(ward) roll”?などと考えてしまいそうだが、
これでは実は「後転(後ろ向きでんぐり返し)」になってしまう。
地面に手を付き、その反動で一回転することを「ハンドスプリング(handspring)」と言う。
従って、その「ハンドスプリング」を後ろ向きに行う『バク転』は “back handspring” と言う。
ここでふと…あれ?じゃあ「反転」や「ひっくり返す」を意味する “flip” は?
その場合は、手を付かずに「ひっくり返る」動きを指すため、宙返りを指す。
すなわち、“backward flip”、略して “back flip (または backflip)” で『バク宙』になるのだ。
するとここで、あれ?「サマーソルト」って何?と思う人も居るだろう。
そう、実は「サマーソルト(somersault・summersault)」は
『バク宙』を含む「宙返り」を指す。
“sault” は元々、急襲・攻撃・暴行などの荒々しい行動を語源とする単語だが、
今は死語となっている。
体操で使われる技である『月面宙返り』が
“moonsault”と紹介されることもある。
時折、辞書的サイトで「プロレス技の一種」として表記されているが、
実はこちらは造語であり主流の英英辞典にも載っていない。
じゃあ側転は?と言うと…
こちらは「車輪」を “cartwheel” 指すと言う。
一連の動作を指す英語を見るだけでも、歴史的背景や言葉の移り変わりが見えてきますね。