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2022/02/03

【押す】

公共施設などの扉に見かけることのある『Push』『Pull』の表記。

基本的に「押す」動作は “push” と言うことが多い。
だが、押し方によって、その動詞は変わることがある。

例えば、扉のように押すと動く物や、
押すことで移動できる物を「押す」場合には “push” を使うものの、
押しても動かない物に圧力を加えて押す時は “press” を使うことがある。

特に後者の “press” には「押す」ことで、押した物の形や状態が変わることを示唆する。
また、物を「押し当てる」場合にも “press” を使う。
その押し方が強く乱暴になってくると “shove” が使われる。

特に、何か・誰かを押しのけようとする意図がある時に使われる単語で、冗談で、
またはそこまで荒々しくも強くもなく押し合っていたものが
本気の喧嘩に変わっていく様を描写する
“when push comes to shove(いざとなれば)” というフレーズもある。

また、類義語に “thrust” がある。
こちらも力を込めて強く押すイメージだが、その動作が突然であることを示唆する。

よって、“shove” は「乱暴」・“thrust” は「突然」が違いだ。

他にも、物を少しだけ動かすために軽く「押す」ことや、
肘などでつつくように「押す」ことを指す “nudge” などもある。

ちなみに、指や細い棒などでつつくと “poke” になる。

日本語では副詞などで説明する類似行動。
英語はそれぞれに別の動詞が存在するのです。

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