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2021/10/26

【形】

よくある国民性のステレオタイプの一つに
「日本人は頭が良い」というものがある。

これは、政府が進める教育システムの賜物として、
日本人は世界的に理科や算数の平均得点数が高いとされているからだ。
私自身も、日本の教育方針が理科や数学という科目においては
非常に優れていることをアメリカの大学に通いながら痛感した。

何しろ、アメリカで一般的とされる学力テスト『SAT』では、
英語の分野で笑えるほどの低得点だったにも関わらず、
数学の分野では優等生と言っても良いレベルの高得点だったのだ。

そんな中、数学においても
英語の数学(算数)用語を知らないことが失点につながっていた。
英語が世界の公用語の一つである以上、
簡単な形などについての英単語は知っておくべき…という観点の下に策定された設問。
当然、知っておくに越したことはない。

・丸:circle
・三角形:triangle
・四角形(正方形):square
・四角形(長方形):rectangle
・台形:trapezoid
・平行四辺形:parallelogram
・五角形:pentagon
・六角形:hexagon
・七角形:heptagon
・八角形:octagon

だがやはり、このような分野ですら「ややこしい」コンセプトも存在する。

・楕円形:oval / ellipse
この “oval” “ellipse” は同義語ではない。
にも関わらず、この2単語は往々にして同じような使い方をされる。
ネイティブでも勘違いしていることがあるということだ。

さらには、“oblong” という単語も一緒くたにされることがあり、さらにややこしくなる。
正確な「楕円形」は “ellipse” である。
そして、“oval” は楕円形とかなり形の似たもの…となるが、
少し歪な形をしたものも含まれる。

例えば、卵形などがその例だ。

そして、楕円形なのだが、長方形の角だけを丸めたような、
一部の錠剤のような形が “oblong” となる。
しかしながら上記のように、
ネイティブですら勘違いしている・あるいは細かいことを気にしない性格の人たちは
一緒くたにして使う。

形の名称だけでも一筋縄では行かないのですね。

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