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2021/08/05

【暫く…】

使い分けが難しいと言われる、“a while” “awhile”

間にスペースがあるかないかの違いしかなく、発音も同じ。
非常に似ているように見えるが、この二つは全く用途が違う。

まず、“a while”
「暫くの間(一定期間)」という意味の名詞句(この場合は、冠詞+名詞)である。
前置詞や、“ago”・”back” などの副詞と共に使われ、
時間の長さを指す他の名詞で置き換えることもできる。

It has been a while since I last saw you!
(最後にお会いしてから、暫く経ちますね(=お久しぶりですね)!)
→ It has been a year since I last saw you!
(最後にお会いしてから、一年ぶりですね!)

そして、“awhile” は「暫くの間(当面)」を指す副詞である。

・I will wait awhile in his room.
・Did you at least sleep awhile last night?

実は、“awhile” = “for a while” である。

・Why don’t you go play outside for a while?
・Why don’t you go play outside awhile?

このルールさえ覚えておけば問題ないように思われるが、
やはり言葉は生き物である。

副詞である “awhile” には本来、前置詞を付けるべきではない。
ところが、最近はこの誤用が意外と多く、近い将来に市民権を勝ち得る可能性がある。

逆に、“for a while” や同様の時間名詞(hour・day・week・year など)に
本来必要である前置詞(for)が省略されて、
副詞のように使われる場合もある。

よって、実はルールを覚えていれさえすれば良し…とは行かないようだ。
まずは、二つの使い方が違うことだけでも覚えておいてください。

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