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Heart Meets Worldの活動内容や、ブログ記事を定期的に更新しています。
2021/07/07
【料理用語・その②】
火加減や切り方など、料理手順を説明する英語は
日本人にとってわかりそうでわからなかったり・わかりにくいことが多い。
火の入れ方や実際の調理法も、然り。
特に「煮る」や「炒める」などは、どう言って良いかわからず戸惑う人も少なくない。
『煮る』には、“boil”・”simmer”・”poach” を使う。
これらの違いは?と言えば、温度である。
温度が一番高いのが “boil” で、正に激しくボコボコしている沸騰状態。
ちなみに、沸騰したお湯を使うとことが多いという観点から、
『茹でる』も “boil” を使う。
次に温度が高いのが “simmer” で、約85〜95℃の沸騰直前状態を指す。
温度は高いが、沸騰させない状態で『煮る』ことを指すため、
「(煮物を)コトコト『煮る』」と言いたい時に最適な単語だ。
そして、“poach” は約70〜80℃ほどを指し、
卵・魚・フルーツや動物の内臓などの繊細な食材を調理する際に使う湯温となる。
『炒める』は実は「混ぜながら、油を使って軽く揚げる」という概念になっている。
よって、多くの場合はこの2つの動作を組み合わせた “stir-fry” が使われ、
日本食や中華料理の「炒飯」が “stir-fried rice”(略して “fried rice”)・
「焼きそば」が “stir-fried noodles”(略して “fried noodles”)と呼ばれる。
ただ、場合によっては仏語由来の “saute” を使う人や、
フライパンを使って手っ取り早く『揚げる』という考え方から “pan-fry” を使う人も居るから、さらに難しい。
それと比較して、単純に『揚げる』場合には “fry” または “deep-fry” と言う。
略したら『炒める』も『揚げる』も同じ…というところが更に煩わしい。
それと比べると『蒸す』は簡単で、“steam” が使われる場合はほとんどだ。
好きな人以外はなかなか覚えられない語彙量かもしれません。
火加減や切り方など、料理手順を説明する英語は
日本人にとってわかりそうでわからなかったり・わかりにくいことが多い。
火の入れ方や実際の調理法も、然り。
特に「煮る」や「炒める」などは、どう言って良いかわからず戸惑う人も少なくない。
『煮る』には、“boil”・”simmer”・”poach” を使う。
これらの違いは?と言えば、温度である。
温度が一番高いのが “boil” で、正に激しくボコボコしている沸騰状態。
ちなみに、沸騰したお湯を使うとことが多いという観点から、
『茹でる』も “boil” を使う。
次に温度が高いのが “simmer” で、約85〜95℃の沸騰直前状態を指す。
温度は高いが、沸騰させない状態で『煮る』ことを指すため、
「(煮物を)コトコト『煮る』」と言いたい時に最適な単語だ。
そして、“poach” は約70〜80℃ほどを指し、
卵・魚・フルーツや動物の内臓などの繊細な食材を調理する際に使う湯温となる。
『炒める』は実は「混ぜながら、油を使って軽く揚げる」という概念になっている。
よって、多くの場合はこの2つの動作を組み合わせた “stir-fry” が使われ、
日本食や中華料理の「炒飯」が “stir-fried rice”(略して “fried rice”)・
「焼きそば」が “stir-fried noodles”(略して “fried noodles”)と呼ばれる。
ただ、場合によっては仏語由来の “saute” を使う人や、
フライパンを使って手っ取り早く『揚げる』という考え方から “pan-fry” を使う人も居るから、さらに難しい。
それと比較して、単純に『揚げる』場合には “fry” または “deep-fry” と言う。
略したら『炒める』も『揚げる』も同じ…というところが更に煩わしい。
それと比べると『蒸す』は簡単で、“steam” が使われる場合はほとんどだ。
好きな人以外はなかなか覚えられない語彙量かもしれません。