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2021/07/05

【喜んでない?】

日本の学校では、“be willing to ~” を「喜んで〜する」と習うらしい。

だが、例えば「3ヶ月後に結婚式を挙げるの。来てくれる?」と言った友人に
“Yes, I’m willing to go.” と答えたら?
相手はきっと微妙な顔をするだろう。

この答え方では「当たり前じゃん!喜んで行くよ!」の意味にはならないからだ。
むしろ「うん、そう言うなら行っても良いよ」なんて理解につながる可能性すら、ある。

実は、“willing to” は「喜んでない」。
では、“be willing to ~” の本当の意味は?

・頼まれた時には、断らずに「喜んで〜する」
・必要が生じた場合、「〜する」ことに異存はない
・求められた際には、「〜する」ことは構わない

すなわち、自分から積極的に「〜したい!」という感情は込められていない。

本来の “be willing to ~” の使い方は:

・I am willing to help.
 → 必要であれば、お手伝いします。

・She was willing to show me her diary.
 →彼女は私に日記を見せても良いと思っていた。

・Are you willing to accept the consequences?
 →結果を受け入れる覚悟はできていますか?


・Soldiers are willing to die for their country.
 →兵士たちはお国のためなら死をも厭わない。

・We are willing to accept the risk of losing our profit.
 →弊社では利益減のリスクを受け入れています。


必ずしも「喜んでない」ことがおわかりいただけるだろうか。

先述の結婚式の例では、
“Yes, I would be happy to go!” などと言えますので、ご参考までに。

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