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2021/06/16

【日本語にない感覚】

英語を学んでいて、
「難しい単語だからなかなか使えない」
「カッコいい言い回しだけど使えるまでは当分かかるな」
…という感覚を覚えることはよくあるだろう。

だが、時には日本人にとって『感覚的に』使いにくいフレーズもある。

否定すら肯定文で表現するのも、その一つかもしれない。
否定形質問への答え方が日本語のそれとは真逆であることも、そうだろう。

私が勉強不足である可能性は否めないが、それでも長年日本語を使ってきて、
このような使い方はどうにもしっくり来ない…という表現がいくつかある。
これらの英語フレーズは使いこなせるようになるまでは、やはり暫くかかったものだ。

例えば…

① I tried contacting your service office to no avail.
(営業所に連絡してみたけど、無駄な努力だったわ。)
② I didn’t even have a chance for a break, let alone have lunch!
(お昼休憩どころか、一息つく暇すらなかったわよ!)

ここでの①に使われている “to no avail” は、
先に来る節における行動や努力が、
・無駄だった
・成功しなかった
・実現しなかった
・効果がなかった

…状況をたった3単語で伝えられる便利なフレーズである。

また、②に使われている “let alone” は、たったの2単語で、
・先に来る節における行動や定義(Aとする)
・フレーズ後に来る節における行動や定義(Bとする)
・難易度・重要度などにおいてB>A
…であることを表現できる。

すなわち、
・Bはもちろん(Aすら…)
・Bは言うまでもなく(Aも…)
・(Aはもちろんのこと)ましてBなんて…
…を表す、使い慣れるとかなり楽しいフレーズだ。

このようなフレーズを使いこなせると、また一段と英会話が楽しくなりますね。

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