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2021/06/09

【続・ボディランゲージ】

日米間で違うボディランゲージを見ていると、
根本的な概念の受け止め方や考え方の違いが見えることもある。

例えば、日本では自分を示すジェスチャーとして、
人差し指で自分の顔…特に鼻を指すと言う。

だが、アメリカ人は自分の手を胸に当てることが多い。

日本人は顔・アメリカ人はハート(心臓)を通じて人を指すという違いは何とも興味深い。
そのせいか、日本では顔にまつわる仕草がいくつかある。

例えば、笑う時・食事中・驚いた時…などに、口元に手を添えて口を隠すジェスチャー。
笑う時に口に手を添えていると、
相手を軽蔑した笑いと認識される国もあるそうだが、
アメリカではそれ以前に「何かを隠している」と思われる。

たとえ食事中だったとしても、
口に手を当ててまで話そうとする姿勢が『美しくない』のだ。
口の中に食べ物が入っている時は、とにかく話さないことがマナー
そして、必要ないと思われる時に口元を手で隠すことは
本音だったり、コンプレックスだったり…と、
何かを隠そうとしている心理状態だと認識される。

どちらにしても、良いことではない。

さらには、日本人は顔の前で手を振ることがある。
『自分』を顔で示していることから、
「私ではない」「違う」という意思表示を顔の前でしてしまうのだ。

ただ、このジェスチャーは「くさい」のジェスチャーと似ており、勘違いされやすい。

美しいはずの所作が勘違いの原因になるとは、なかなか難しいですね。

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