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2021/03/12

【暢思骨】

ローストチキンからウィッシュボーン(暢思骨)を外して横に置きながら、
日本ではこの骨をどうするのか?と友人に訊いて怪訝な顔をされた。

ローストチキン(鶏の丸焼き)をよく食べるアメリカでは、
この骨を取り出して綺麗に洗い、
二人で両側から引っ張る。

その前に、引っ張ることが出来る2人を選び出す工程もある。
折れた骨の長い方を手にした者の願い事が叶うと言われているからだ。

感謝祭などでよく食べられる七面鳥でも、同じことをする。

そもそも暢思骨の逸話は1455年まで遡る。

その時はガチョウの暢思骨を使った天気予報だったと言われている。
上述のような一般的な風習も17世紀まで遡ると記録されている。

「願いが叶う」観点から、この骨は最初、“merrythought” という名前だったらしい。
今では「願いが叶う」文字通りの “wishbone” と呼ばれ、
演技の良い単語であることから犬の名前として付けたり(そんな犬を主人公にしたテレビドラマまであった)、
有名なアメリカのサラダドレッシングブランドにも使われていたりする。

こんな風習も知っておくと、ちょっとしたトリビアになりますね。

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