Blog
公式ブログ

Heart Meets Worldの活動内容や、ブログ記事を定期的に更新しています。

2021/01/27

【否定による強調】

① I did nothing but work this morning!
② You ate nothing but a candy so far today? You must be really hungry!
③ I will be thinking about nothing but you.

これまでにも、英語は否定形で肯定することがある…とか、
“nothing”・”nobody”・”nowhere” などの単語を使うことで
完全に否定の意味を持つ肯定文を作ることが出来る…などとお伝えした。

そして今回は、否定形単語を用いて強調する文面を作る場合について。

上記例文を訳すと、

① 今朝は働いた(仕事だけした)わ!
② 今日食べたのは飴一個だけ?メチャクチャお腹空いてるでしょうに!
③ あなたのことだけを考えるわ。

気付いている方も居るだろうが、
別段この文面が「否定形ではない」訳ではない。

①「仕事だけした」は
「仕事しかしていない」・「仕事以外何もしなかった」と同じ。

②「飴だけ食べた」は
「飴しか食べてない」・「飴以外は何も食べなかった」と同じ。

③「あなたのことだけを考える」は
「あなたのことしか考えない」・「あなたのこと以外は何も考えない」と同じ。

ただ、この “nothing but” を使った文面は
「する(した)」・「出来る」等の肯定的な側面を強調する意図を持つことが多い。

よって、全体の意味がポジティブなのかネガティブなのかによって、
日本語に翻訳する際にどちらのスタイルを取るのかを選んでも良いとも言える。

そのような微妙なニュアンスも使いこなせると素敵ですね!

ブログ一覧はこちら

Contact
お問合わせ

海外支援・コンサルティング、翻訳サービス、英語以外のお見積りも承ります。
なんでもお気軽にお問い合わせください。

TEL : 080-4171-8112
受付時間: 9:00~18:00