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Heart Meets Worldの活動内容や、ブログ記事を定期的に更新しています。

2021/01/26

【どうりで】

“I had a fever of over 100 degrees last night.”
(昨夜ね、38℃超えの熱があったの。)

“No wonder you sounded awful on the phone last night! Are you OK now?”
(どうりで電話越しの声が酷かった訳ね!もう大丈夫なの?)

「なるほど!」「だからか」など納得の感情を含む『どうり(道理)で』は
英語で “No wonder ~~!!” と言う。
いきなり文頭から「No」と言われて否定されたのかとビックリしてしまうかも知れないが、
そういう訳ではない。

むしろその逆で、納得・理解してもらっているのだ。

ちなみに、日本語でも
『どうり(道理)で』と『どおり(通り)で』の違いはわかりにくい。

上記のように、出来事・状況の原因(因果関係)について
理解した(腑に落ちた)時に使うのが前者の『どうり(道理)で』。
「なるほど」「そういうことか」「やはり」などが類義語として挙げられる。

後者の『どおり(通り)で』は、物事・状況が変わらないことを指す。
「いつもどおり」「予定どおり」「そのとおり」の『どおり(通り)』だ。
これらは英語にすると、”as” で表現されることが多い。

・いつも通り = as usual
・予想通り = as expected
・予定通り = as planned
・噂通り = as rumored

また、その他の前置詞で表現される場合や…

・順番通り = in order (according to order)
・時間通り = on time

別の意味で訳される場合もある。

・その通り:
 ・あなた(が言っていること)は正しい = “right”・”correct”・”true” など
 ・あなた(が言っていること)に同意出来る = “I agree!”・”Exactly!”・”Indeed!” など

以前にも、英語を学ぶには日本語の習得が大事(https://youtu.be/AVNxJyWFSgo
とお伝えしましたが、
正しい日本語を押さえていなければ英語も正しく使えない…という一例ですね。

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