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2021/01/15

【車の維持費】

以前、車の維持費は日本とアメリカの間で全く違う…と書いた。
車を買った後にかかって来る費用で最も違うと感じるのが高速料金、駐車場と車検である。

まずは高速料金。

アメリカにある高速道路の殆どが無料である。
そして、有料道路でも一区間あたり75セント〜数ドルしかしない。
橋を渡るための通行料金で4ドルも取られると「高い!」と感じていたものだ。

さらには、ガソリンも1ガロン(4リットル弱)あたり3〜5ドルしかしない。
よって、アメリカで車を運転することでかかる費用がそこまで高いと感じたことがない。

次に駐車場。
これは単純に土地面積の問題であろうが、
アメリカでは駐車場の契約をしなくてはいけない話は聞いたことがない。
もしかすると、マンハッタンの裕福なエリアなどで
そんなルールがあったりするのかも知れないが、一般的には聞かない。

何しろ、郊外の家には必ず車庫やドライブウェイが付いているし、
マンションにも建物を取り囲むように駐車場が出来ている。

都心部でも大きな立体駐車場がそこかしこに作られているが、
公共交通機関も発達しているため車を持たない人も多い。
金銭的に余裕がある人は郊外で駐車場の心配をしなくても良いエリアに住んでいることの方が多く、
そういった人たちが都心部での注射事情を愚痴っているのは見聞きしたことが何度もある。

最後に車検。
アメリカの車検は毎年ある。
が、安ければ20〜30ドルで終わる。
その後、修理をしなければ車検が通らない場合には当然、出費が嵩んで来る訳だが、
問題がなければそれで終わり。
車の前後にシールを貼って終わりだ。

よって、日本で運転する人たちの「あ〜もうすぐ車検だ!」の悩みがわからないのである。

物の価値もここまで違うとびっくりですね。

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