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Heart Meets Worldの活動内容や、ブログ記事を定期的に更新しています。

2020/11/23

【ナイーブ】

人の特徴や性格などを描写する機会は少なくない。
たとえ自分で描写をすることはなかったとしても、
説明や描写を聞いて「そういう人なんだな」と理解するためには
知っておきたいところ。

だが、使い方を間違えると
相手を激怒させてしまう可能性がある描写(形容詞)もあるから、
気を付けなくてはならない。

例えば、「ナイーブ
私も言われたことがある。

言われた瞬間に激怒したから、よく覚えているのだ。
なぜそんなにバカにされなくてはならないのか?と。

英語における “naive” にポジティブな意味合いはほとんどない。

この単語は「世間知らず」とか「考え・認識が甘い」とか、
人生上の経験不足から来る未熟さを表現し、
それゆえの「鈍感」とか「馬鹿正直」といった性格的な特徴を指している。

日本語のように「繊細さ」を指していない訳ではないのだが、
人に向けて発した時にはほぼ確実に良い顔はされないだろう。

もし性格的な「繊細さ」を言いたいのであれば、

sensitive → 敏感・傷付きやすい・影響を受けやすく神経質
delicate → 繊細・思いやりがある・上品

…などを使う。
ただ、どちらもコンテキストによっては言われて喜ばない人も居るし、
喜ばれない用法もあるので、注意が必要だ。

他人の話をするのは、どの言語でも難しいですよね。

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