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Heart Meets Worldの活動内容や、ブログ記事を定期的に更新しています。

2020/10/27

【いわゆる】

英語での講演などを聞いていると、
ダブルクオート( ” ” )を示すジェスチャーをよくするスピーカーが居る。

このジェスチャーを『エアクオート』と呼ぶ。

英語のヒアリングがある程度はできる人でも、
そのジェスチャーが理解できずに
「どういう意味?」とハテナを浮かべていることは少なくない。

実際にどういう意味なのか?

実は、『エアクオート』は
説明する方にとっても難しい。

私自身はこれは「いわゆる」という意味だと説明するのが
最もシンプルだと思っている。

ただ、単純に「いわゆる」と言いたいのであれば
“so-called”(〜と呼ばれる)とか
“so-to-speak” (いわば)などを使うこともできる。

わざわざここをジェスチャーに頼るニュアンスというものが、
なかなか説明しにくいのだ。

このジェスチャーを使う時にはいくつかの意図がある。

・皮肉や嫌味:

誰かが「こんなこと」言ってたけどね…と言いつつ、
自分(もしくは周囲の人間)は
「こんなこと」が事実だと思って(知って)いないのだと言いたい時
 → She said she “didn’t know” she put someone else’s book in her bag!

・疑い:

誰かが「こんなこと」言ってたけどね…と言いつつ、
自分(もしくは周囲の人間)は
そんなことはありえないと思っているのだと匂わせたい時
 → The school told us “they had no authority” to give us a day-off!

・第三者的:

何が言いたいのかわからない・理解できないけど、
誰かが「こんなこと」言ってたけどね…と言う時

・造語:

そんな言葉はないけど、まあ言うなれば…と伝えたい時
 → Along with a course meal, I had a “full course” of alcoholic drinks, too!

かなり上級者向けですが、使いこなせたらカッコいいですね。

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