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Heart Meets Worldの活動内容や、ブログ記事を定期的に更新しています。

2020/09/15

【イタズラ】

子供のイタズラについて話していた際、
ふと思い出したことがあった。

アメリカや、その他ヨーロッパ諸国及びメキシコなどでは、
電線に靴がぶら下がっていることが多々ある。
日本では見たことのなかった光景だし、
スイスやフランスに住んでいた頃も(私が居た地域では)見たことがなかった。

そもそも、欧米には電柱が非常に少なく(全くない地域も結構ある)、
結果として電線も少ない。
どちらかというと田舎や、
あまり治安が良くない所には結構あり、
ぶら下がっているスニーカーもよく見たものだ。

これは一体、何のためにされていることなのか?

もちろん、ただの子供の遊び・イタズラである可能性は高い。
面白がって友達の靴を投げたり、
何かの八つ当たり(試合に負けたなどの憂さ晴らし)でする人も居るそうだ。

でも実は、これにはさらに諸説あったりする。

・麻薬取引(売買)場所を示すため
・ギャングやマフィアのテリトリーを示すため
・盗みに入る家を仲間に示すため

…などという物騒なものから、

・卒業式のお祝い
・結婚式のお祝い
・引っ越して行く人が自分がそこに居たことを示すサイン
・新しい靴を買ってもらいたい子供が古い靴を投げる(あるいは新しい靴を買う前に古い靴を投げてしまう)

…などというハッピーまたは可愛らしい説もある。

だが、実は私もアメリカに住んでいた頃に不思議に思って友人に訊いたことがある。
その時、私が聞いたのは…

・人が亡くなった場所を示し追悼するため

…だった。
特にギャング・マフィア関係の死を示すものだと聞いた覚えがある。

市街地や住宅街では見かけないこの光景を実は『シューフィティ』と言う。
靴(shoes)+グラフィティ(graffiti)から来ているそうだ。
そして、元々は黒人の遊び・習慣だったらしい。

結局、今はその行為をなぜするのか、している本人たちも知らないのだそうです。

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