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2020/08/03

【食生活の違い③】

アメリカでのおやつにも「Ants on the Log」のように
健康的なものがない訳ではない。

他にも、電子レンジに入れてチン!と
ポップコーンが袋にいっぱい出来上がる商品は
アメリカ人なら誰でも知っている。

ケーキを焼くなど調理をする際に、
油を使い過ぎないようにするためにオイルスプレーを使う人も少なくない。

おやつとしてりんごを持ち歩き、
わざわざ身に付けているジーンズで拭いて食べる…というのも
アメリカンイメージである。

 

ただやはり、アメリカ人全てがそのような食生活を送っていれば、
人口の3割が肥満…という数字を叩き出すはずはない。

 

市販のケーキ・マフィン・ドーナッツなどは非常に大きい。

マフィン1つのカロリーが500kcal
(女性用のご飯茶碗軽め盛りを約2杯分)と知った時には
かなりビックリしたものだ。

そもそも、外食で出て来る食事そのものの量が「おかしい」レベルに多いのだが、
お菓子などのサイズ・量やそれに使われている砂糖・油分の量もやはり凄い。

 

誕生日パーティーなど行なう際に、
日本人同様にアメリカ人も、よくケーキを注文する。

ただ、中身はドッシリしたスポンジケーキのみで、
その上にはズッシリ重いバタークリームをた〜っぷり…というのが定番。

自宅で作る人でも、
多くは「ケーキミックス」と呼ばれる市販の粉に液体材料を入れて混ぜ、
焼くだけの商品を活用する。

既にそこで入っている糖分と油分は凄い。
その上に市販のバタークリームをこれでもか…と塗る。

 

そう言えば、アメリカのお菓子の箱には「Fat Free」の表記が多い。
普段から脂肪分が大量に含まれているものを食べているので、
ダイエットをしたい人にはその表記は非常に魅力的らしい。

ただ、ありがちなのが、その表記に安心して、
通常のお菓子よりも食べ過ぎてしまうという悪循環。

 

そんな形で、アメリカの肥満との戦いは食文化との戦いでもあったりする。

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