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2020/07/14

【ニュースの違い】

日本でテレビを観るようになった頃、
その放送(報道)内容や傾向の違いによく驚いた。

まず、日本では殺人・火事などの事件・事故のニュースが全国的に放送されている。
日本のどこに住んでいようとも
「どこそこで○○が起こったんだってね」と知っている人がいても、おかしくない。

そして、ちょっと大きな事件や事故・変わった出来事だと
何度でも何日でも繰り返す。

時には国民が「そればっかりじゃん、もう良いよ…」と言い出すまで。

 

アメリカでは、そういうことはない。

何しろ事件も事故も広い大地で起こり過ぎているため、
地元のニュースを流すので精一杯。

同じ事件や事故について何日も流すなんて、
よほどの大ごとでなければ起こらない。

逆に言うと、
よくニュースを注意深く観ている人でもない限り
「あ〜そんな事件あったんだってね?」と共通認識になることはない。
もしかすると、
アメリカのメジャーなニュースサイトの記事が
非常に充実するに至ったのは、
そういった経緯もあるのかもしれない。

 

今現在は新型コロナウイルスのニュースで持ちきりなはずだが、
実はそれも世界中で感染が始まった頃は全くニュースにもならなかった。

日本がクルーズ船内で感染が…と言っていた頃、
アメリカ国民は全くその存在やリスクを知らなかったらしい。

そのような報道の傾向も、
今回ウイルスに対する認知が遅れ、
感染が始まり拡大する要因になってしまったのかもしれない。

そして今は逆にコロナのニュースで持ちきり。

アメリカにしては珍しいことだが、
アメリカ人は怖がりな上にしつこい。

そして怖いと感じる対象やそれを象徴するものに対し、
恫喝してみたり暴力を振るう人も少なくない。
よって、関連ニュースが増える。

結果、世界情勢が流れなくなる。
日本の豪雨のことも知らない人ばかり。
でも、ヨーロッパの方々は知っていて、連絡が来る。

テレビ文化の影響も、極端な違いを生むものなんですね。

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