【結論は先に】

英語での議論や、プレゼンテーションにおいて
説得力を持たせるには、
まず先に結論を言うことが必要となる。

それから、その結論の裏付けデータ等を提供し、
さらに最後にもう一度結論を伝える。

日本人からすると、
少々主張が強すぎるように感じてしまうかもしれない。

ただ、特にビジネスにおけるシチュエーションでは、
強く主張しなければ「意見が弱すぎる」、
すなわち「自信がない」のだと見なされてしまう。

一般的な文章の構造を見ていても、
英語圏の人間が何を重要視しているかがわかる。

まずは、主語が来る。
誰が・何が行動を起こしたか(あるいは状況にあるか)が最重要なのだ。

そして、次に動詞が来る。
ディテールはさておき、どのような行動が起こされたのかが示されなければ、始まらない。

そして、主語+動詞…の後は、述語や各種節が並ぶ。
翻訳をする際には、それらの要素を文末から逆行することが多い。

I went to my office for the first time in a long time yesterday
because I wanted to make sure everything was in order.
→ 全てが整っているか(=乱れていないか)を確認したかったので、
昨日はかなり久々に事務所に行ってきた。

↓↓↓

①(I went to my office) ②(for the first time in a long time)
③(yesterday) ④(because I wanted to make sure) ⑤(everything was in order).
→ ⑤(全てが整っているかを)④(確認したかったので)、
③(昨日は)②(かなり久々に)①(事務所に行ってきた)。

ある意味、英語と日本語では「思考回路が逆方向」なのかも知れない。

思考回路がどうであれ、
説得力のある主張をしたい場合は、
臆せず結論から述べてみてください。

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