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2020/06/01

【法律と弁護士】

日本には『士業』と呼ばれる方々が多数いらっしゃる。

その中でも、法律を扱う士業の肩書きは、
実は英語にすると全て『弁護士』の大枠に入ってしまう。

まあ何ともややこしい。

弁理士は
『Patent Attorney』や『Intellectual Property Lawyer』と呼ばれ、

社会保険労務士は
『Labor and Social Security Attorney』や『Employment Lawyer』と呼ばれる。

 

さらに言うと、一般的な『弁護士』は全て専門分野(得意分野)で分かれていたりする。

 ・Criminal Lawyer:刑事弁護士

 ・Civil Litigation Lawyer:民事訴訟弁護士

 ・Personal Injury Lawyer:(交通事故など)人身傷害弁護士

 ・Workers Compensation Lawyer:労働災害弁護士

 ・Bankruptcy Lawyer:破産弁護士

 ・Immigration Lawyer:(ビザなど)移民弁護士

 ・Estate Planning Lawyer:(遺言など)遺産管理弁護士

 ・Divorce Lawyer:離婚弁護士

 ・Medical Malpractice Lawyer:医療訴訟弁護士
 

まだまだあるが、これだけでも頭が痛くなる数だろう。

さらには、アメリカには存在しない『行政書士』や『司法書士』などの業種もある。

そして、一般的に『顧問』として弁護士を抱えている場合は、
これらの専門分野を複数「浅く広く」押さえた
“Corporate Lawyer”(法人顧問弁護士)や
“Family Lawyer”(顧問弁護士、または家族問題専門弁護士)という呼び方をする。

アメリカにおける弁護士に対する偏見は、
どちらかと言うと後者のような専門性が低い弁護士に向けられている節がある。
これも、国によって違うものの、専門家に対する一般市民が持つ一方的な先入観であり、
日本でも十二分に存在する。

色々と気付かされることがありますね。

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