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Heart Meets Worldの活動内容や、ブログ記事を定期的に更新しています。

2020/04/07

【続・アメリカでの就職】

前回、一例を紹介したように、まずは事務的に必要なステータスを確保することから始まる海外就職。

それと同時に、当然、就職するとなれば必要なのが求人情報です。

アメリカでは、企業の求人情報を見ていると「こんな人、存在する!?」と言うほど
多数の能力・資格が列挙されていることが多い。

まるで、アレもコレも出来なければ、この仕事は務まらない…とでも言うように書いてあるのですが、
実はそんな人はほぼ存在しないことくらい、企業もわかっています。

窓口を広げて、出来るだけ多くのスキルを持っている人を獲得しようとしている訳ですね。

ところが、往々にして求職者の方も負けてはいない。

履歴書に「○○語も△△語も話せる!」とあるので、どれほど語学に長けた人かと思えば、
挨拶と「ありがとう」が言えるレベルだったり。

エクセルが使いこなせる!と書いてあっても、単純にデータ入力と計算式入力が出来るだけで、
マクロはおろか関数も使えなかったり。

だからこそ、企業の方もかなりハードルを上げて来るのでしょう。

カバーレターと履歴書を先方に送って、書類審査が通れば、次に面接となります。

日本のそれとは違い、特に礼儀作法を見たりすることはないものの、
仕事に対する意欲や、表情・所作から出る人となりはよく見られています。

その企業の文化に合った人材であるかを見られているんですね。

そして、結果がポジティブであれば、面接のその日その瞬間にもらうこともあります。
もしくは、数日後に電話がかかって来て「いつから始められますか?」と訊かれたりします。

「内定」という概念はありません。

不採用の場合も電話がかかって来るようですが、
これは私は経験がないので、どのような事例があるのかわかりません…。

当然、業界にもよるでしょうし、今のご時世だとまた変わっているかもしれませんが、ご参考までに。

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