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2020/04/03

【アメリカでの就職】

英語圏…特に、アメリカでの就職ってどうやるの?と訊かれることがあります。

 

事務的な話で行くと、まず私自身はアメリカで大学・大学院に通っていたので
『Fー1(学生)ビザ』を取得し就学。

大学から大学院に行く際には、もう一度同ビザの更新・延長。

そして、卒業後の就職時には同ビザが許可する
1年間の『プラクティカルトレーニング』を活用して就職します。

その1年の間に会社にお願いして、
『Hー1(就労)ビザ』のスポンサーになってもらいます。

 
この時点でかなりのお金や労力が掛かるので、
その外国人が持っている能力をどうしても手にしたい…と思っている企業でない限りは、
その職・会社から放り出されます。

 
何とも冷たい世界です。

 
「冷たい」ついでで更に言うと、私は3年間で2回リストラを喰らいました。

 
1回目は親会社に大幅な予算削減を申し渡された企業が、
カットする部を複数選択し、その中の社員全てを切りました。

人事部や直属上司が泣きながら「あなたのせいじゃないのよ!」と言う状況を
未だに覚えています。

 
2回目はその逆で、家族経営だった会社が金銭的に苦しくなった時に
役員を除いた社員の中で給料が高い社員から順に切って行ったため、
私は最初に切られた一人でした。

 
自分より遥かに勤務態度が悪い部下が残った事実から、
裏切られた感情でいっぱいだったことを覚えています。

 
まあ、半年後には、その会社の95%は居なくなっていましたが。

 
ただ私には好都合なことに、その3年間の間に就労ビザから
『グリーンカード(永住権)』申請に移る環境が整っていました。

 
まあ、アメリカのお役所仕事のお陰で、永住権申請中も色々と苦労したのですが、
それはまた後日。

 

(注:他にも就職の方法・ビザの種類はあります。あくまでも一例です。)

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