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2019/02/12

熟語か否か。

中級レベル以上になって読解力が身に付いて来ると、読む英語も難解になって来る。
そんな時、目の前にある文節が熟語なのか否かを判断するのが難しい時が、よくある。
 
例えば、“as to” という熟語がある。
「(~に)関して・ついて・応じて・従って」という意味があり、
“about” “regarding”・”concerning” などが類義語となる。
 
例文:

・We need to explain to our customer as to why the contents
 of the package differ from what they ordered.
As to the date of our wedding, we still need some more time to decide.
・My mother is clueless as to what her grandson really wants.

 
ところが、このような熟語がそのまま含まれていても、実は熟語ではない時もある。
 
例えば、”To love is as good as to be loved.” という文章内にある “as to” では、
“as” が比較の文節の一部となっており、続く “to” は不定詞である。
このように、一件上記熟語のように見えるが、実は熟語ではない場合もあるのだ。
 
ちなみに、この熟語に “so” を付けた “so as to (~するために)” という、
“in order to” の類義語となる熟語がある。

“She decided to walk away without a word so as to avoid a conflict.”
などと言うように使うが、
こちらは熟語でない可能性は殆どない。
 
熟語によって、その可能性も変わって来るので、ややこしい。
 
中~上級者の難関の一つかも、知れません。

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