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2018/08/20

強調。

英語を話す際に、アクセントは大事である。

日本語のようにモノトーンで静かに話すのでは、
英語は思い通りに通じない。

一語一語の中にアクセントがあり、
更には一文一文の中に強調すべき表現(単語・文節)がある。

「強調を必要とする言語」、それが英語だ。
 
日本語に限らず、各音節をハッキリと発音する言語では、
多少アクセントの強弱はあっても、全ての音節が同等に扱われる。

ところが、
英語では重要性が低いと見なされる音節(時には単語)は流れるように、
まるで省かれたかのような聞き取れないレベルの速さで話される。

 
私もそうだが、アメリカ人は話すのが速過ぎる…と言われることが多い。

文中の、大して重要ではない単語は
言う端から「飲み込まれ」て行くように聞こえるらしいのだ。

全ての音節を発音するのに平等な時間を割く、
各音節をハッキリと発音する言語の話し手からすると、
なかなか理解出来ないことらしい。
 
だが、一応のルールはある。

強調されるタイプの単語は『内容語』と呼ばれる。
名詞・本動詞・形容詞・副詞がそれに当たる。
 
逆に、「飲み込まれ」て行くタイプの単語は『機能語』と呼ばれる。
限定詞・助動詞・前置詞・接続 詞・代名詞がそれに当たる。

 
だがもちろん、例外はたくさんある。
 

例えば、「明日、お伺いして良いですか?」の答えを
どのように発音するだろうか?

“Yes, you can come tomorrow.”
 
この場合、アクセントは Yes に掛かる。
その他は全て流され、一瞬の内に文章が終わる。

ところが、 その答えが否定形であった場合には、状況が変わる。

“Oh no, you can’t come tomorrow.”

この場合では、アクセントはむしろ can’t に置かれる。
そして、肯定では完全に「飲み込まれ」ていた “come tomorrow”
もう少し重点が置かれ、ゆっくりと発音されることになる。

それは、何がいつ どのように No なのか…が大事だからだ。

 

なかなか奥が深いですね。

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