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2018/07/23

行く? 来る?

日本語で言う「行く」を英語にすれば “to go” であり、
「来る」は “to come” である。

Yes or No?
…答えは、Yes AND No である。

 
“to go”“to come” の使い分けはわかりにくい!! と言われるが、
実は割と単純だ。

日本語の「行く」 や「来る」が動く当人である『自分』を主体に考えているのに対し、
英語の “to go”“to come” は 話している相手を主体に考えている。
 

すなわち、“to go” を使うと、
相手の行く場所・居る場所とは別のどこかへ行く表現になるのに対し、

“to come” を使うと、
相手の居る方へと「行く」(相手からすれば「来る」)と言う表現になるのだ。

 

例えば、友人に「早くおいでよ!!」と呼び掛けられたとする。
そんな時、どう答えたら良いだろうか?

 
ここで “I’m going!” と言ってしまうと
「行く所があるの (だから、バイバイ)」のニュアンスになってしまう。

話している友人の方へ急いでいるのであれば、
“I’m coming!” と言わなくてはならない。

 

また例えば、
「お家に行っても(お邪魔しても)良い?」と訊きたい場合には
“Can I come to your house?” となる。

更に、相手と同じ方向に「行く」時も “to come” を使うので、
話している相手が “I’m going shopping tomorrow.” と言った場合に
一緒に行きたければ、“Can I come with you?” となる。
 

ちなみに、一文目が “to go” を使うのは無論、
動作に関連する相手が居ない上に、
自分が目的とする場所へ移動することを表現する場合には
本来の「行く (“to go”)」を使うからである。

 

皆様の翻訳者は、これらの動詞を正しく使い分けられていますか?

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