Blog
公式ブログ

Heart Meets Worldの活動内容や、ブログ記事を定期的に更新しています。

2017/10/02

前置詞。

日本人が英文法で最も難しいと感じるのが前置詞であろう。

日本語にはない上に、
日本では学習しても細かいルールなどは学ばないから
余計に難しいに違いない。

 

例えば、『on』と言う前置詞は「~の上に」と教わる。
ところが、この単語はいつも「上」を指す訳ではない。

例えば、The poster is on the wall. と言えば、
どうなるだろう?

ポスターが実質的に壁の「上」にあるのかと言えば、そうではない。
壁に貼り付けてある、すなわち壁の側面にあるのだ。

また、The fly is on the ceiling. と言った場合は?

天井の「上」に居れば屋根裏になってしまう。
この場合は、感覚的に言うとむしろ「天井(と言う名の板の)の下側」を指す。

 

感覚的にはわかるかも知れないが、
このような細かな法則を日本の学校では学ばないらしい。
難しいはずだ。

 

どの前置詞を使ったら良いのかわからない…と言われることも多い。

例えば、「私は~に居る」又は「○○は××にある」と言いたい場合に、
どの前置詞を使うのか?
 

私自身は、狭い場所から順に at → on → in と使う…と教えている。

The statue is at the corner.
The apple is on the table.
I am in my office.

だが、これにも例外はある。

何しろ「事務所に居る」には in も at も使えるからだ。

ニュアンス的な違いはあるのだが、
それを日本語に直して説明するのが非常に難しい。

 

皆様の翻訳者は、難しい前置詞も操れていますか?

ブログ一覧はこちら

Contact
お問合わせ

海外支援・コンサルティング、翻訳サービス、英語以外のお見積りも承ります。
なんでもお気軽にお問い合わせください。

TEL : 080-4171-8112
受付時間: 9:00~18:00