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2017/09/30

出来た?

日本では can と to be able to は同義語だと習うらしい。
確かに現在形では、殆ど用途に違いはない。

だが、過去形では用途が違う。

 

そもそも、can は能力を表し、
to be able to は動作を表す。

 
それが過去形になると、
could =「することが出来た」となり、
過去に存在した能力を表すことになるが、
その能力を行使したか否かは不明である。

その反面、was/were able to =「出来た」なので、
過去に存在した能力を行使し、
実際に行われた動作を表す。

 

例えば、
会えるか否かわからなかった人に「会えた」と言うには
“I was able to meet (with) him/her.” と言わねばならない。

“I could meet (with) him/her.” と言ってしまうと、
「会おうと思えば会えた(が、実際に会ったかどうかは不明)」となる。

 

些細な違いだが、意味の違いは大きい。

 

皆様の翻訳者は、この違いを理解していますか?

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