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Heart Meets Worldの活動内容や、ブログ記事を定期的に更新しています。
2017/09/20
アクション字幕。
前回も書いたが、字幕翻訳と言うのはとても大変だと思う。
それが、皮肉やジョークの多い軍人トークが多い上に
アクション上の短いリアクションが入って来ると、尚更だ…と痛感したのが、
『バイオハザード 6』のプレイ動画を観た時だ。
You’re not getting off that easy.
(そんな軽い罰じゃ済まないぜ。)
日本語字幕では「弱音を吐くな」となっていた、この台詞。
直訳では上記の通りだが、
本来の意味では
「そんな簡単に(この辛い状況から)逃げられると思うなよ」となる。
そして実はその言い手の意図は
「何があってもお前を守る、だから死ぬ(=状況から逃げる)などと思うな」
と言う優しいものだったりする。
Got it.
(わかりました。)
日本語字幕では「簡単に言ってくれるわね」と、
普通の英語の受け答えをなぜか皮肉に翻訳してある!?
ただ、この場面は
「ゾンビが出て来たら頭を撃ち抜け」と
いとも容易く言われた後の受け答えなので、
確かに嫌味の一つや二つは言いたくもなるだろう。
Get back!
(戻れ!!)
逃げる標的を追っている最中の台詞。
逃げて奥に隠れてしまったので、
「戻って来い」と標的に向かって話しているのだが、
字幕は味方に対して
「奥に行ったぞ」と言っていることになっている。
確かに、同じ言葉遣いではあるが…
トーンからして、そうではない筈なのに…。
この辺は、翻訳者の理解ミスなのかも故意なのかも知れないが、
結果的に通じているので良いと言うことだろうか。
Without getting killed!
(どうにか殺されずにね。)
街中を車で逃走中、「後は街を抜けるだけだ」と言った主人公に
パートナーが返す言葉。
ところが、日本語では
「ええ…そうね…」と力のない返事になっている。
I think we’ve overstayed our welcome.
(どうやら、俺たちの歓待される時間は過ぎてしまったようだな(=長居してしまったな)。)
これを聴いた瞬間、
私は思わず「そんなものは最初からない!!」と笑ってしまったのだが、
周りの日本人には通じなかった。
なぜなら、字幕には「ここでケリをつけたいらしいな」と書いてあったからだ。
字幕翻訳の皆様、ご苦労様です。
前回も書いたが、字幕翻訳と言うのはとても大変だと思う。
それが、皮肉やジョークの多い軍人トークが多い上に
アクション上の短いリアクションが入って来ると、尚更だ…と痛感したのが、
『バイオハザード 6』のプレイ動画を観た時だ。
You’re not getting off that easy.
(そんな軽い罰じゃ済まないぜ。)
日本語字幕では「弱音を吐くな」となっていた、この台詞。
直訳では上記の通りだが、
本来の意味では
「そんな簡単に(この辛い状況から)逃げられると思うなよ」となる。
そして実はその言い手の意図は
「何があってもお前を守る、だから死ぬ(=状況から逃げる)などと思うな」
と言う優しいものだったりする。
Got it.
(わかりました。)
日本語字幕では「簡単に言ってくれるわね」と、
普通の英語の受け答えをなぜか皮肉に翻訳してある!?
ただ、この場面は
「ゾンビが出て来たら頭を撃ち抜け」と
いとも容易く言われた後の受け答えなので、
確かに嫌味の一つや二つは言いたくもなるだろう。
Get back!
(戻れ!!)
逃げる標的を追っている最中の台詞。
逃げて奥に隠れてしまったので、
「戻って来い」と標的に向かって話しているのだが、
字幕は味方に対して
「奥に行ったぞ」と言っていることになっている。
確かに、同じ言葉遣いではあるが…
トーンからして、そうではない筈なのに…。
この辺は、翻訳者の理解ミスなのかも故意なのかも知れないが、
結果的に通じているので良いと言うことだろうか。
Without getting killed!
(どうにか殺されずにね。)
街中を車で逃走中、「後は街を抜けるだけだ」と言った主人公に
パートナーが返す言葉。
ところが、日本語では
「ええ…そうね…」と力のない返事になっている。
I think we’ve overstayed our welcome.
(どうやら、俺たちの歓待される時間は過ぎてしまったようだな(=長居してしまったな)。)
これを聴いた瞬間、
私は思わず「そんなものは最初からない!!」と笑ってしまったのだが、
周りの日本人には通じなかった。
なぜなら、字幕には「ここでケリをつけたいらしいな」と書いてあったからだ。
字幕翻訳の皆様、ご苦労様です。