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2017/05/22

頭字語。

日本人は物の名前やフレーズを略して言うのが好きな傾向にある。
そして、そのような略語があっと言う間に流行することも少なくない。

 

英語にも略語はある。
そして、『頭字語』のように、日本語にはあまり例がないような略語もある。

そもそも、欧米では自分の名前すら『頭字語』化してイニシャルにする。
それを公式文書に書いて簡易の署名代わりにすることもあるくらいだ。

そのような言葉の文化が昔からあるのではないだろうか。
もっとも、頭字語などの略語をそのまま名詞化してしまう文化は、割と新しいらしいが。

 

日本でもよく知られているのが、
a.s.a.p. (as soon as possible)a.k.a. (also known as) など、
口語的なフレーズを略してそのまま使う例だろう。

更には、会社役員の役職の多くは頭字語である。
これらは役職として定着している場合が多く、
日本人でも馴染みがあるのではないだろうか。

CEO: Chief Executive Officer (最高経営責任者・会長)
CFO: Chief Financial Officer (最高財務責任者)
COO: Chief Operating Officer (最高業務執行責任者・社長)

 
パソコン用語にもたくさんの頭字語が存在する。

PC: Personal Computer
ROM: Read-Only Memory
RAM: Random Access Memory

 
近頃では頭字語の多くが名詞として定着してしまい、
多くの人がそのような事実を知らないまま使っている場合もある。

SWAT: Special Weapons and Tactics
(元は Special Weapons Attack Team)
LASER: Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation
RADAR: Radio Detection And Ranging
SCUBA: Self-Contained Underwater Breathing Apparatus

 
レーザーやレーダー、スキューバが実は略語だったなんて、
知っている日本人は少ないのではないだろうか。

 

ちなみに、私はゴルフをしないのかと問われるとよく、
ゴルフは男性だけのスポーツだから…と答える。
なぜなら、GOLF と言う単語は
Gentlemen Only, Ladies Forbidden (女子禁制)と言う意味だからだ…と。
 
でも実はこれ、単なる都市伝説。
本当は、先にゴルフと言う名称が存在し、
その綴りに目を付けた誰かが後から頭字語を考え出したと言う「逆アクロニム (バクロニム)」だ。

冗談でかわした私の言い訳を本気にしてくれた人達には、
今度、謝っておかねばなるまい。

 

皆さんは他にどんな略語をご存知ですか?

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