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Heart Meets Worldの活動内容や、ブログ記事を定期的に更新しています。
2017/05/20
和製英語。~住居・キッチン編~
先日の和製英語のエントリーが非常に好評だった。
和製英語は驚くほどたくさんあり、日常的に使われている。
「これも和製英語だったの!?」と驚かされることは少なくない筈だ。
今回は、住居やキッチン回りの物をテーマにして、和製英語を集めてみた。
『フローリング』
英語でも “flooring” とは言うが、
それが指しているのは床に敷き詰める「床材」であり、更にその材質は問わない。
和製英語の『フローリング』は木材で出来た床そのものを指しているので、
英語にすると “wooden floor” となる。
『ホットプレート』
英語でも “hot plate” はあるが、それは独立型の電気コンロを指す。
鍋を上に置くプレートだから、
直接その上に食材を置いて調理する日本のそれとは別物。
和製英語の『ホットプレート』を英語にすると “electric griddle” となる。
また、鉄板そのものをガスコンロなどの上に置いて火を点けて温め、
調理する器具である “griddle” もある。
『ホットカーペット』
「熱いカーペット」? はて、それは一体…?
屋内がほぼカーペット詰めであるアメリカなどでは、想像も出来ない、この『ホットカーペット』。
実は日本以外では殆ど見たことがない。
だが、敢えて説明するとすれば “electric carpet” と言うべきだろう。
『オーブントースター』
英語では全く同じ物を “toaster oven” と言う。
何だ、順番が変わっただけなら大したことないじゃん…と思うかも知れないが、そうではない。
英語で “toaster oven” と言えば「トースト用のオーブン」と言うことになる。
だが、和製英語の通りに “oven toaster” と言うと「オーブンをトーストする物(機械)」となり、
意味が全然違う物になってしまうのだ。
『レンジ』
この『レンジ』がどこから来たのかわからないが、
英語では「マイクロ波を使って調理するオーブン」と、
機能をそっくりそのまま名称にした “microwave oven” を使う。
『コンセント』
プラグの差込口は一般的に “outlet” である。
もっと丁寧に言えば “plug outlet” や “electrical outlet” となるが、
どちらにしても『コンセント』と言う単語は存在しないので、
言っても不思議な顔をされるのではないだろうか。
『コップ』
一番よく聞く間違いが、この『コップ』である。
英語の “cup” が訛った単語だろうと思われるのだが、
グラスの『コップ』は “glass” だし、陶器の『コップ』は “cup” 又は “mug” などと言う。
どちらにしても、『コップ』では通じないのは、確か。
やはり、挙げ出したらキリがない。
知らなければ間違ってそのまま、海外へと送られる手紙やメールに使ってしまいそうだ。
だが、それでは意味が通じないし、
ビジネスの場面では信頼を損ないかねない。
皆様の翻訳者は、このような和製英語に関する知識を持っていますか?
先日の和製英語のエントリーが非常に好評だった。
和製英語は驚くほどたくさんあり、日常的に使われている。
「これも和製英語だったの!?」と驚かされることは少なくない筈だ。
今回は、住居やキッチン回りの物をテーマにして、和製英語を集めてみた。
『フローリング』
英語でも “flooring” とは言うが、
それが指しているのは床に敷き詰める「床材」であり、更にその材質は問わない。
和製英語の『フローリング』は木材で出来た床そのものを指しているので、
英語にすると “wooden floor” となる。
『ホットプレート』
英語でも “hot plate” はあるが、それは独立型の電気コンロを指す。
鍋を上に置くプレートだから、
直接その上に食材を置いて調理する日本のそれとは別物。
和製英語の『ホットプレート』を英語にすると “electric griddle” となる。
また、鉄板そのものをガスコンロなどの上に置いて火を点けて温め、
調理する器具である “griddle” もある。
『ホットカーペット』
「熱いカーペット」? はて、それは一体…?
屋内がほぼカーペット詰めであるアメリカなどでは、想像も出来ない、この『ホットカーペット』。
実は日本以外では殆ど見たことがない。
だが、敢えて説明するとすれば “electric carpet” と言うべきだろう。
『オーブントースター』
英語では全く同じ物を “toaster oven” と言う。
何だ、順番が変わっただけなら大したことないじゃん…と思うかも知れないが、そうではない。
英語で “toaster oven” と言えば「トースト用のオーブン」と言うことになる。
だが、和製英語の通りに “oven toaster” と言うと「オーブンをトーストする物(機械)」となり、
意味が全然違う物になってしまうのだ。
『レンジ』
この『レンジ』がどこから来たのかわからないが、
英語では「マイクロ波を使って調理するオーブン」と、
機能をそっくりそのまま名称にした “microwave oven” を使う。
『コンセント』
プラグの差込口は一般的に “outlet” である。
もっと丁寧に言えば “plug outlet” や “electrical outlet” となるが、
どちらにしても『コンセント』と言う単語は存在しないので、
言っても不思議な顔をされるのではないだろうか。
『コップ』
一番よく聞く間違いが、この『コップ』である。
英語の “cup” が訛った単語だろうと思われるのだが、
グラスの『コップ』は “glass” だし、陶器の『コップ』は “cup” 又は “mug” などと言う。
どちらにしても、『コップ』では通じないのは、確か。
やはり、挙げ出したらキリがない。
知らなければ間違ってそのまま、海外へと送られる手紙やメールに使ってしまいそうだ。
だが、それでは意味が通じないし、
ビジネスの場面では信頼を損ないかねない。
皆様の翻訳者は、このような和製英語に関する知識を持っていますか?