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2016/10/28

食べ物と地名。

日本では、広島で作られているスタイルのお好み焼きを広島以外で『広島焼』と呼んだり、
明石で作られているたこ焼きの一種『玉子焼』を明石以外で『明石焼』と呼んだりする。
 
世界にも、同じような事例がある。
 
 
例えば、“English muffin” と呼ばれるあのパンは、
イギリスではただの『マフィン』もしくは『朝食用マフィン (breakfast muffin)』と呼ばれる。
イギリス以外でのみ、『イングリッシュ・マフィン』と呼ばれるのだ。

更には、甘いケーキのようなマフィンは
時折『アメリカン・マフィン』として区別されることもあるが、
アメリカはもちろん実はイギリスでも『マフィン』としか呼ばれていないらしい。
 
 
また例えば、“French fries”
フランス語では単純に
『ポテトフライ (pommes frites (pommes de terre frites の略))』
としか知られていない。

英語の “French” も “French-fried” が「油で揚げた」の意味だから…
と言う説が一番有力なのだが、その語源がなぜかは実はよくわからない。

更には、ポテトの発祥地としてベルギーとフランスが争っていると言う。
正直なところ、なぜ “French” なのかがわからないのだ。

 

同じく『ラ・フランス』はフランス原産の洋ナシではあるものの、
フランスだけでなくヨーロッパで生産している箇所は殆どないため、
現地で知っている人は殆ど居ない。

同じく『デラウェア』もアメリカ原産のブドウなのだが、
現地では殆どワイン用に使われているため、一般消費者はその名前をあまり知らない。

 

食べ物に地名が入っていても、
必ずしも関係あるとも現地で有名だとも限らない…と言うことですね。

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