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Heart Meets Worldの活動内容や、ブログ記事を定期的に更新しています。

2016/05/28

休暇。

(下記は私がアメリカで生活していた時の体験談です。
その他の国で同じことは言えませんが、
このような認識の違いがある…と言うことを理解して頂けたらと思います。)

 
 
アメリカで就職して働いていた頃は、
休暇を取ろう…と思い付いたが吉日、すぐに申請をしていた。
たとえそれが2週間の長期休暇であっても、
前以て連絡してあれば断られたこともないし、
もちろん嫌な顔をされたことも、嫌味を言われたこともない。
 
むしろ、日本に来て
サラリーマンが「一週間も休みは取れないよ!!」と言うのを聞いて、困惑したものだ。
 
例えば、アメリカの祝祭日は下記の通りである。

New Year’s Day: 1月1日
Martin Luther King, Jr. Day: 1月の第3月曜日
Presidents’ Day: 2月の第3月曜日
Memorial Day: 5月の最終月曜日
Independence Day: 7月4日
Labor Day: 9月の第1月曜日
Columbus Day: 10月の第2月曜日
Veterans Day: 11月11日
Thanksgiving Day: 11月の第4木曜日
Christmas Day: 12月25日

 
日付が決まっていない祝祭日の殆どが月曜日。
これは、出来る限り週末と繋げて連休にする努力の結果だ。

国民に出来る限りの『休暇』を与える国の努力と言っても良いだろう。

 
また、Thanksgiving Day (感謝祭)及びクリスマスは家族・親族が集まる日と決まっている。
家族と言う集まりを大事にするアメリカの特徴のような祭日だ。

たとえ24時間365日営業を謳っている店でも、
この2日間は午後3時には閉店して、
従業員達が家族と時間を過ごせるようにしている。

家族が集まるには、人々が遠方から遥々やって来る…と言うことも多い。

そのせいか、木曜日である感謝祭の後に来る金曜日は大抵の会社が休日にしており、
クリスマス後から年末に掛けても
社員に休みを与える・又は長期休暇を取りやすい状況を作っている会社は多い。

なので、この時季にアメリカで運営している会社に連絡を取ろうとしても
なかなか返事が来ないかも知れないが、
無視されている訳ではないのでご安心を。
 

逆に、新年が明けてしまえばアメリカでは2日から仕事である。
むしろ先方が日本の企業に対して
「なぜ返信がないんだ?」と焦っているかも知れない。

そこはお互い様と言うところか。
 

皆様の翻訳者は、メールするべきタイミングなどにおいて、
このような慣習の違いを理解されていますか?

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