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公式ブログ
Heart Meets Worldの活動内容や、ブログ記事を定期的に更新しています。
2016/05/16
パーソナルスペース。
今回は、言語ではなく文化のお話。
私が日本に住むようになって、未だに苦労していることの一つに
パーソナルスペースがある。
日本は人口密度が高く、国民がその混み具合にも慣れているので、
(混雑した部屋・電車の中などで)赤の他人が自分に触れている状態・
自分に触れる距離を通り過ぎて行く状態を気にも留めない。
そのせいであろう、多くの外国人に
「日本人はなぜあんな至近距離で話して来るんだ? 唾が飛びそうで嫌なんだが」
と言われたこともある。
つい先日、駅のホームで列に並んで待っている時のこと。
友人に「なぜそんなにも前(の人との間)を開けているのか」と訊かれて驚いた。
私からすると、赤の他人との間に極々当然の距離を置いた上で、
ホームも混んでいることを考えて
頑張って一歩踏み込んだ(60センチ前後だったと思われる)距離を開けていた。
私にはそれが精一杯だ。
ところが、その距離でも日本人は「空いている」と認識して、
通過しようとするだろうと言われて、更に驚いた。
そんなことをすれば、私にも、私の前に並んでいる人にも触れてしまう。
無礼だとは思わないんだろうか?
パーソナルスペースには幾つかバリエーションもあるし、
もちろん民族や文化だけではなく、個人差もある。
だが、一般的な欧米人は
左右に各60センチ・前方に70センチ・後方に40センチは空けておきたいと考えているらしい。
その空間内に入ってしまうと、
それは親しい人ではない限りプライベートスペースの侵害と言うことになり、
非常に失礼且つ時と場合によっては危険だ。
提供元: Wikipedia
今度、街を歩いている外国人観光客を見掛けたら、
その人が周囲の人混みとどのような距離の取り方をしているか観察してみるのも、
面白いかも知れません。
今回は、言語ではなく文化のお話。
私が日本に住むようになって、未だに苦労していることの一つに
パーソナルスペースがある。
日本は人口密度が高く、国民がその混み具合にも慣れているので、
(混雑した部屋・電車の中などで)赤の他人が自分に触れている状態・
自分に触れる距離を通り過ぎて行く状態を気にも留めない。
そのせいであろう、多くの外国人に
「日本人はなぜあんな至近距離で話して来るんだ? 唾が飛びそうで嫌なんだが」
と言われたこともある。
つい先日、駅のホームで列に並んで待っている時のこと。
友人に「なぜそんなにも前(の人との間)を開けているのか」と訊かれて驚いた。
私からすると、赤の他人との間に極々当然の距離を置いた上で、
ホームも混んでいることを考えて
頑張って一歩踏み込んだ(60センチ前後だったと思われる)距離を開けていた。
私にはそれが精一杯だ。
ところが、その距離でも日本人は「空いている」と認識して、
通過しようとするだろうと言われて、更に驚いた。
そんなことをすれば、私にも、私の前に並んでいる人にも触れてしまう。
無礼だとは思わないんだろうか?
パーソナルスペースには幾つかバリエーションもあるし、
もちろん民族や文化だけではなく、個人差もある。
だが、一般的な欧米人は
左右に各60センチ・前方に70センチ・後方に40センチは空けておきたいと考えているらしい。
その空間内に入ってしまうと、
それは親しい人ではない限りプライベートスペースの侵害と言うことになり、
非常に失礼且つ時と場合によっては危険だ。
今度、街を歩いている外国人観光客を見掛けたら、
その人が周囲の人混みとどのような距離の取り方をしているか観察してみるのも、
面白いかも知れません。