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公式ブログ
Heart Meets Worldの活動内容や、ブログ記事を定期的に更新しています。
2016/05/01
ヘイユー
先日、私の第二の故郷とも言えるアメリカのペンシルバニア州に一時帰国していました。
生まれは日本なのに、
一時帰国と言うのもおかしな話かも知れませんが、
私には世界中で一番、落ち着ける場所です。
ですが、今では私も日本在住者。
大事な人達と一週間を過ごした後、
寂しさを堪えつつも日本に戻ることにしたのです。
そこで遭遇した出来事。
飛行機でフィラデルフィアからサンフランシスコへと向かい、
更にはそこから関西国際空港へ向かう便に乗り込んだ時でした。
数席後ろの紳士が突然、こう言ったのです。
“Hey, You.”
ビックリしました。仲間内なら何も問題ない言葉ですが、
もしこれが赤の他人に対して発せられたのであれば大問題です。
日本語で「おい、そこのお前!!」と言っているようなもの。
実はこの言葉、傍を通り掛かったフライトアテンダントに向けられたものでした。
発した当人は、きっと会社でもお偉いさんなのでしょう。
身なりや風情に威厳のある立派な方でした。
きっと「ああ、ちょっとそこの君」と言ったつもりだったのでしょう。
でも、惜しい!! その言葉はそうは取られないのです。
呼び止められたフライトアテンダントは無論かなりムッとしていましたが、
その感情を抑えて答えました。
“Don’t EVER ‘Hey, You’ me again. Now, what would you like, Sir?”
自らの威厳を保ったまま、
それでも丁寧に対応したフライトアテンダントはさすがです。
ちょっとした誤解が大きなトラブルを招いてしまいかねない、言葉の違い。
皆様の翻訳者はこの違いやニュアンスの差を理解していますか?
先日、私の第二の故郷とも言えるアメリカのペンシルバニア州に一時帰国していました。
生まれは日本なのに、
一時帰国と言うのもおかしな話かも知れませんが、
私には世界中で一番、落ち着ける場所です。
ですが、今では私も日本在住者。
大事な人達と一週間を過ごした後、
寂しさを堪えつつも日本に戻ることにしたのです。
そこで遭遇した出来事。
飛行機でフィラデルフィアからサンフランシスコへと向かい、
更にはそこから関西国際空港へ向かう便に乗り込んだ時でした。
数席後ろの紳士が突然、こう言ったのです。
“Hey, You.”
ビックリしました。仲間内なら何も問題ない言葉ですが、
もしこれが赤の他人に対して発せられたのであれば大問題です。
日本語で「おい、そこのお前!!」と言っているようなもの。
実はこの言葉、傍を通り掛かったフライトアテンダントに向けられたものでした。
発した当人は、きっと会社でもお偉いさんなのでしょう。
身なりや風情に威厳のある立派な方でした。
きっと「ああ、ちょっとそこの君」と言ったつもりだったのでしょう。
でも、惜しい!! その言葉はそうは取られないのです。
呼び止められたフライトアテンダントは無論かなりムッとしていましたが、
その感情を抑えて答えました。
“Don’t EVER ‘Hey, You’ me again. Now, what would you like, Sir?”
自らの威厳を保ったまま、
それでも丁寧に対応したフライトアテンダントはさすがです。
ちょっとした誤解が大きなトラブルを招いてしまいかねない、言葉の違い。
皆様の翻訳者はこの違いやニュアンスの差を理解していますか?