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2015/12/14

ビジネス文化。

「なぜ日本人ビジネスマンは海外のビジネスマンに舐められるの?」
 
そう訊かれることが多々ある。
一概にその認識が正しいとは言い切れない。
だが、それが事実である場合も確かにある。

では、なぜそうなるのか。

1. 日本人はいつも笑っている。
2. 日本人はビジネスにおける決断が遅い。
3. 日本人は言いたいこと・言うべきことを遠慮して言わない。

他にも色々あるが、誰しもがすぐに挙げる点はこれらではないかと思う。
 
日本人は困っていてもニコニコしてしまう特殊な人種らしい。
その点は欧米人には全く理解が出来ない。
困っていてもニコニコしているので
「まあ、それで良いのだろう」と押し進めてしまうこともある。
 
そして、決断するにあたって
「結局どうするんだ? これで良いのか?」と言われても、
上の判断を仰がねばならなかったりすると、
個人で責任を持って決断をして仕事を進めて行くのが当たり前な人種のビジネスマンからは
「あれ、この人は一人じゃ何も決められないの? 随分と信用されてないか、下っ端なんだな」
と思われてしまう。
 
更には、6~7割方「出来る」と思ったことは
「出来るよ」と断言してしまう世界のビジネスマンからすると、
100%出来ると確信出来なければそうは言わない日本人は
「出来ない」のではなく「やらない」人種なのだと思われている場合もある。

でも、言いたいこと・言うべきことを「失礼かも」と思って言わなかったり、
強く自己主張することに慣れていないので黙っている内に、
自分の不利な方向に物事が進んで行く。
それでもなお、何も文句を言わずジッと耐えているので
「日本人相手にビジネスするのはチョロいな」となる。
 
言いたいことを好きなように言うことが世界的ビジネスマンになる道では決して、ない。
時と場合を選ぶこともあるし、言い方一つで相手を怒らせることも幾らでもある。

 

それでも日本人は、ほんの少しだけ、自己主張すると良いのかも知れません。

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