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Heart Meets Worldの活動内容や、ブログ記事を定期的に更新しています。

2019/10/17

【 I get to …? 】

「先生、“get to” ってどう言う意味ですか?」
 
はてさて、何とも答えにくい・難しい質問である。
この二単語が並ぶと、かなりのバリエーションの捉え方があるからだ。
 
 

1. 到着・到達

まず、“get to” には場所的な意味での到着や目的などへの到達を意味する用法がある。

“How can I get to my destination?”
(目的地にはどう行ったら良いの?)

“What’s your point? I would like you to get to it quickly.”
(言いたいことは何?素早く要点に到達して欲しいんだけど。)

 

2. 着手・取り掛かり
次に、“get to” は何かしらの作業やプロジェクト、はたまた込み入った話など、
すぐには終わらないであろうことを始める時にも使える。

“We start a new project today! Let’s get to it!!”
(今日から新プロジェクトの開始です。さあ始めましょう!)

“I will get to that book later.”
(あの本は後で読もう。)

3. 機会
また、“get to” はなかなかないチャンスを得たり、
そのような機会を得るための許可を得られた特別な状態も指す。

“I get to go inside the castle during the trip!”
(旅行中に城内に入れるんだよ!)

“Does anyone else ever get to see this side of you?”
(あなたのこんな一面を見られる人は他に居るの?)

4. ダメージ
さらに、“get to” は肉体的・精神的なダメージを受ける状態を描写することもできる。

“This heat is getting to me.”(この暑さにやられかけてる。)
“Don’t let it get to you.”(気に病まない方が良いよ。)

 
5. 影響
そしてさらに、“get to” には何か・誰かが影響を与えるという意味もある。
そしてこれには、ポジティブな影響の場合とネガティブな影響の場合とがある。

【ポジティブ】
“The last scene really got to me.”
(最後のシーンに非常に感動しました。)

【ネガティブ】
“That loud noise is really getting to me.”
(あの騒音に非常に悩まされて・イライラさせられています。)

他にも幾らかは使い方があるが、これらが大まかなところ。
日本語の『便利な言葉』同様に、どのような意味で使われているのかをハッキリ把握しないと、
話が噛み合わないこともあるかも知れません。

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