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2018/02/26

句読点。

インターネット上のチャットやカジュアルなメールなどで、
一秒でも早く相手にメッセージを送るために句読点などを省くのは、
どの言語でもよくあること。

だが、それ以外の場面では、正確な情報を伝えるために、
文法上必要な部分を省略してはいけないのも、
どの言語でも同じである。

例えば、日本人として以下の文面を読む時、どう感じるだろうか。

吾輩は猫である名前はまだ無い、どこで生れたか

とんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじ めじ め した

所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。

句読点と言い、スペースの入れ方と言い、何ともおかしい。
正しく記載されていれば、よほど難しい内容でもない限り、
文もスムーズに読める上に、
その内容を理解するのにそれほどの努力は要らないはずだ。

 

だが、日本人はなぜか英語を書く際に
この単純なルールを忘れることが多い。

文頭の大文字化や、単語間のスペース、
そして句読点(コンマやピリオド)などが、それだ。

暫く前、宿泊したホテルのトイレのドアにこう書いてあった。

Please close this door,while taking a shower.

to prevent activation of the smoke detector

in your room.We appreciate your cooperation.

句読点直後にスペースがなかったり、
文頭は小文字のままの箇所があったり。

いや、本来はこのように while を使う時には
コンマが必要ないことも付け加えておこう。

私自身は英語の校正者でもあるので、
このような文章は非常にムズムズするのだが、
皆さんにはこのムズムズがわかって頂けるだろうか。

 

皆様の翻訳者は、正しい記載方法で構文していますか?

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